今や挙式・披露宴スタイルを決める際に、選択肢の一つとして挙げられることも多くなったレストランウェディング。実は私もレストランで披露宴を行った一人です。そして友人の何人かもこのスタイルを選び、アットホームで楽しいひと時を過させてもらいました。
今回は、自分や友人の体験談を交えて、レストランウェディングの魅力を語っていきたいと思います。
目次
レストランウェディングとは?
その名の通り、結婚式の場所は、普段はレストランとして普通に営業しているお店です。会場を貸し切って行うウエディングスタイルは、美味しい料理とアットホームさを重視したいカップルに支持されています。
私の場合は、挙式を行ったミュージアムの敷地内にレストランがあったので、自然な流れとして、そこを披露宴会場に選びました。
参考意見として、レストランウェディングを行った友人達に、選んだ理由を聞いてみると…。
「ホテルを探したが、魅力を感じなかった」
「私の大好きな、ここのリゾットを食べて欲しかった」などなど…。
ネットでも調べてみると、カップルによって、様々な、そして興味深い理由がありました。それらを叶えてくれるかもしれないのが、レストランウェディングなのですね。
レストランウェディングの魅力
美味しいお料理
これは、何と言っても「美味しいお料理」ですよね。
披露宴での楽しみの一つは料理なのだから、そこは一人でも多くのゲストの皆さんに満足してもらいたい…と思うのは当然のこと。
自分達が選んだお店のお料理を、美味しそうに味わうゲストさんの姿を、目の前で見る事が出来たら、それもきっと素敵な思い出になるでしょう。
ゲストとの距離が近い
また、新郎新婦とゲストの皆さんとの距離が近いのも魅力の一つ。
自分達のプライベートな空間として、会場を貸し切っていること、そして高砂席がゲストテーブルと同じ目線作られている事が多い…というのが理由ではないでしょうか。
「アットホームで和気あいあい。そんなみんなの姿を間近で見る事が出来て、レストランウェディングを選んでよかったなーと思ったよ」と当時を振り返った友人が教えてくれました。
自分達の披露宴は、出席者が10数人程だったので、更にアットホーム…というか、もう「自由」でした。ウエディングドレス姿の私が、友人席に座り、世間話をする姿が映像に残っていますから…。
これは極端過ぎますが、『自由度の高さ』もレストランウェディングの大きな魅力ですよ。
レストランウェディングでの挙式は可能?
ほとんどの場合、可能です。
私の時のようにレストランと挙式会場が同じ敷地にあるケース、そして提携先の神社や教会があるケースがあります。
更にはレストランウェディングの持ち味である『自由度の高さ』を生かして、披露宴会場を挙式会場に作り替える方法もあります。(ちなみに友人達は人前式でした)
いずれの場合も、時間に余裕を持って確認、問い合わせを行いましょう。
※その時に、「いつ、誰が、どのように返答したか」確実にしておくことが大事です。知人の話ですが、レストラン側とプランナー側の言っていることが違ったという事案もありますから。
レストランウェディングの注意点とデメリット
両親の理解が得られないことも
「互いの両親の説得に苦労した」
「『俺の友達は呼べないのか?』と父親に怒られた」
「どうせ反対されるから、最初から諦めた」
これは私が色々なシーンで聞いたレストランウェディングに対する友人、知人の言葉です。
(二番目の知人も結局断念しています)
レストランウェディングを行いたい…というカップルが増えている一方で、両親の理解が得られない…という現実もまだまだあるようです。
私が住んでいる地域はそこまで都会ではないので、土地柄もあるのかもしれませんが、両親の本音としては、普通の結婚式場で挙式・披露宴を行ってほしいようですね。
ただ両親も闇雲に反対しているわけではなく、
「親族の為のスペースはちゃんとあるのか?」
「料理は年配の出席者の口に合うのか?」
…と、いう心配からきている場合もあるかもしれません。
これらは巷で言われている、レストランウェディングのデメリットですから。
ちなみにレストランウェディングを「強行」した友人の話しですが…。
「しぶしぶ承諾してくれた母親。ご機嫌取りを兼ねて、料理に対する意見を言われるがままに取り入れていたら、料金があり得ないほど上がってしまった」という苦い思い出があるそうです。
二人の披露宴なのだから、二人の意思を貫きたいですよね。難しい問題です。
最後に…
『レストランウェディング』を行った者、そしてゲストとして参加した者として、少しでもお役に立てればと思い、記事を書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
お二人の理想のウエディングスタイルが実現することを祈っております。
