結婚準備として8割の新郎新婦が結納ではなく「両家顔合わせ」をおこないます。両家顔合わせは、儀式ではないので形式にとらわれることなく穏やかな雰囲気でできるからです。
しかし、いくら形式にとらわれないからといって常識外れのことはできませんよね。多くの新郎新婦がおこなってきた通常通りの顔合わせをおこなうのがBESTです!
どんな風に両家顔合わせをすすめていくのか一般的な両家顔合わせのスケジュール&段取りの仕方をご紹介します。
両家顔合わせまでのスケジュールと段取り
両家顔合わせは、お互いの両親の都合を聞いて、双方が納得する日時や場所・メニューなどを決めていかなければいけないので、2人にとっては少し大変になってしまうかも。
でも、初めてお互いの親が会うので、できるだけ双方が納得して食事ができる場所を選んで、2人の想いが伝わる楽しい食事会にしたいですよね。そのためにも、しっかりスケジュールを立てて行動するようにしましょう。
日時を設定する
はじめに両家顔合わせの日時を設定することから始めましょう。それぞれの両親に「いつがいいかな~」と日時の相談をして良い日時を決めます。両家顔合わせは結婚式当日から「3~6ヶ月前」におこなうのが一般的です。もし、日時が決まりにくい場合は「お日柄」で決めるとすんなり決まる場合があります。祝い事なので「大安」や「友引」がおすすめです!
食事をしながらの親睦になるので、おすすめの時間帯は「11時~2時」くらいがいいでしょう。夕食の場合はなるべく早い時間帯の「18時」か「19時」には、両家顔合わせをスタートさせられるようにしましょう。
場所を決める
両家顔合わせの場所は「両家の中間地点」が最も多いです。中間地点でアクセスがしやすい場所が良いでしょう。遠方から来る場合もあるので公共交通機関周辺のお店がおすすめです。
私の場合は、両方の両親が結婚式場の下見がしたいということで、結婚式場近くの割烹料亭でおこないました。それぞれパターンは違ってくるので自分達にBESTな場所を選ぶようにしましょう。
費用について決めておく
近年では、両家顔合わせを新郎新婦が招待するケースが増えてきているので、費用は2人で支払う場合が多いようです。両家で払う場合は、会場代・食事代など全ての費用を「折半」するのが一般的です。
支払う時に揉めないようにあらかじめ支払いをどうするかを決めておくようにしましょう。
会場を決める
会場を決める時は「イメージ」をはじめに決めておくと決めやすいです。フォーマルなイメージにしたいなら、割烹やホテルがおすすめです。カジュアルなイメージにしたいならレストランや馴染みのあるお店などがいいでしょう。
また、両親がナイフやフォークといったフレンチやイタリアンが苦手な場合は、和食中心のメニューが出せるお店を選ぶようにしましょう。部屋は、静かに時間をかけて食事が楽しめるように個室を予約するようにしましょう。その際、スタッフの人に「両家顔合わせをしたいので」と付け足しておくと会場側でも段取り良くしてくれます。
スケジュール調整は早めに
両家顔合わせの一般的なスケジュールは上記のようになっています。2人で成功させるためにも早い段階から相談しスケジュールを組んで段取りするようにしてくださいね!
両家顔合わせを本当に成功させるためには「当日」が重要ですよね。当日に恥をかかないようにマナーを知っておかないとせっかくのスケジュールが上手くいっても元も子もなくなってしまいます。
次の記事では、両家顔合わせでの当日の流れとマナーをご紹介します。非常識だと思われないためにも、両家顔合わせ前にしっかりチェックしておくことで、慌てることなく安心して当日を迎えることができます!