「あの人が彼女になってくれたら、みんなに堂々と紹介できるなぁ」
これは昔、同僚だった男性が私にぽろっと漏らした言葉です。彼は社内のモテ女のAさんに片思い中でした。この言葉は一瞬、打算の響きを感じますが、(お互いの『好き』という気持ちが、まずは大事ですから)『社会生活を送る大人同士のお付き合いは、二人だけの世界に留まる訳にはいかない』と暗に語っていると思いませんか?
ここでは『大人のモテる』を中心に語っていきたいと思います。
目次
『時と場所』をわきまえている
先ほどのモテ女のAさんは、気配り上手の笑顔美人でした。
『気配りが出来る』って、ある意味才能ですよね。私など、気配りのつもりでやった事が、何度『余計なお世話』になったことか…。私を含めた不器用な女性は失敗を重ねて成長するしかないですね。でも『時と場所をわきまえる』ことなら、すぐにでも意識出来る筈。
またAさんの話ですが、彼女にはお付き合いしている先輩男性(先述の同僚ではありません)がいましたが、社内では基本敬語、言われなければ付き合っているなんて分かりませんでした。舞い上がっている社内カップルや、今で言う所の「匂わせ系」女子社員もいた中、Aさんの振る舞いは見事でした。
「でも、それって彼氏が出来てから気を付ける事じゃないの?」
…とシングルの貴女はおっしゃるでしょう。いえいえよく考えてみてください。
『時と場所をわきまえる事』って、彼氏うんぬんだけではなく、あらゆるシーンで要求されます。
貴女のオンとオフがきちんとしている行動を見た誰かが、「あの子が彼女になってくれたら…」って思うかもしれませんよ。
一人でも行動できる
私が以前勤めていたパート先で、「一人で外食をする事ができるか?」という話題になりました。結果は8人中3人が『絶対無理!』との回答。ちなみに全員がいい歳をしたおばちゃんです。
「寂しそうに見られるのが恥ずかしい」3人の理由は大体こんな感じです。
女性って小学生のころから「●●に付き合って」と言ったり言われたりして、友達と一緒に行動することが多かったですよね?友達と一緒なのも楽しいけれど、たまには一人で行動をしてみませんか?
…想像してみてください。
「観たい映画があるけど、誰も一緒に行ってくれない。ならば一人で行くか」と決めてお目当ての映画を観た貴女。もしも意中の男性が「自分も同じ作品を観たよ」なんて言ったら、それだけで話が盛り上がりますよね?
例えは極端な例です。でも一人で行動した時の方が、選択肢が広がりやすく、本当に自分がしたい事を選べますよね?多くの男性は自主性のある女性と話をした方が『面白い』と感じるものですよ。
「食」って結構大切なのです
夫が会社の飲み会の次の日、こんな話をしていました。
「新人のBさんがさ、『私、魚が嫌いなんです』って言って、刺身をごっそり残したんだよ。他のも結構残していて、見ていてあまり気持ちいいものじゃなかったな」
アレルギーがある場合など、仕方のない時もありますが、大人の『食べ物の好き嫌い』は、かなりのマイナス印象ではないでしょうか。近い将来、彼の家を訪問した時に、出された食事が嫌いなものばかりだとしたらどうします?
もし、嫌いな食材が10あるとしたら、その中の1つだけでも『頑張れば、食べられるようになった!』というものに昇格させてみませんか?
『食』に関してもう一つ…。
突然ですが、貴女は焼き魚をきれいに食べる事が出来ますか?(お恥ずかしい話、私は苦手なんですよね)
友人Cは魚の食べ方がとてもきれい。二人で外食をした時、骨と頭だけがきれいに残ったサンマを見て、お店の方が驚いた位ですから。(それだけ珍しいのでしょうか?)
好き嫌いなく、食べ方がきれいな女性と食事をしたら、男性はきっと「また誘いたい」と思う筈です。
相手を立てる
友人D夫婦の結婚前のエピソードです。
彼の誕生日を祝う為に二人で高級レストランへ食事に行きました。コース料理の値段は一人8000円。今回支払をするのはDの方です。美味しい食事を堪能した後、彼はDに一言…。
「頼む、ここの支払いは『表向き』は自分にさせてくれ!」
なんか微笑ましいですね。勿論Dは快諾し、レジで支払いを済ませた彼に、後程現金を渡しました。『男の沽券』という言葉を耳にしたことがありますか?それって男性は女性とは違う部分に『死守べきプライド』が存在している事なんだろうな…と私は思います。
貴女も明日から『さりげなく相手を立てる事』を意識してみませんか?(勿論、男性だけではなく、女性に対してもなら、なお良しです!)
行動だけではなく、普段の会話の中にもそのチャンスはあります。きっと、自分も周りも良い方向に変わっていきますよ。
最後に…
読んで頂いてありがとうございました!
重箱の隅をつついたような見解もありましたが、過去の出来事を思い出しながら、書かせて頂きました。貴女の実践できそうな項目はありましたでしょうか?
『変わるぞ!』と思った瞬間が、貴女のモテ人生の第一歩です。そんな女性の皆さんを、心から応援しています。