披露宴においての楽しみの一つといえば、友人達による『余興』ではないでしょうか。
彼らの趣向を凝らした出し物は、ゲストの方々を楽しませるだけではなく、ずっと緊張をしていた新郎新婦をリラックスさせてくれることでしょう。
もしかしてあなたは、新郎新婦に余興を頼まれている方ですか?
何を披露したらいいのか…と困っていたら、是非この記事を読んで欲しいです。私が過去に出席した披露宴で見た『忘れられない余興』を紹介します。ここからヒントを得られて、お役に立つ事が出来たら嬉しいです。
目次
<まずは正統派余興から>ハンドベル演奏
新婦の高校時代の友人達による余興。クリスマスソング他、2曲を披露し、その息の合った演奏は
12月の披露宴会場に美しく響き渡りました。
イメージの関係で季節が限定されそうですが、持ち運びがしやすいという利点がありますし、なにより音色が素晴らしい。
…とは言っても、仕事をしている中での練習は、きっと大変だったことだと思います。(全員が集まらないと、練習になりませんからね)みんなで時間をやり繰りして、新郎新婦の為に一生懸命練習したことを考えると、更なる感動を覚えますよね。
いいものを見せて(聴かせて)もらったと今でも思っています。
<学生時代にカムバック!>新郎新婦にエール
新郎はかつて応援団に所属していたようです。
当時の仲間たちが学ランに着替え、野太い声で新郎新婦にエールを送りました。当時の新郎の一面を垣間見る事が出来た事、そして応援団の迫力を直で感じる事が出来た事で、印象に残っている余興の一つになりました。
きっと新郎も仲間の披露宴では、同じように力強いエールを送っているのでしょうね。
新郎新婦と部活やサークルで繋がりのある方は、こちらの方向から検討するのもいいかもしれませんね。
<罰ゲームがお待ちしております>花嫁はだーれーだ?
新郎に目隠しをして、新婦友人に紛れた花嫁を当てるゲーム。ヒントは握手をした時の手の感覚だけです。案外判別出来ないものですよ。
これ、女装した新郎友人バージョンもありました。
「女性の手と男性の手ではすぐに判るでしょう?」と思っているあなた!…はい、バレバレですよ。
だから目隠ししている新郎に抱き着いたりして『最初から罰ゲーム』状態にして、笑いを取る方に走ります。
ちなみにハズれた時の罰ゲームは…
・新郎から新婦に『お詫び』のKISS(親戚の方もいらっしゃるので、頬くらいにしておきましょうね)
・新郎が新婦を『お姫様抱っこ』(〇秒ルールにして、一度「あ、時間を計るの忘れた」とボケるのもアリです)
・新郎を式場の一番奥まで移動させ、「〇〇さん(新婦)を一生幸せにします!」と大声で宣言させる(一度目は「聞こえませんでした」ととぼけて、もう一度言わせましょう)
くれぐれもお手柔らかにお願いしますね。
<すみません、どちら(神)様ですか?>神様乱入!
披露宴会場に乱入してきたのは、『神様』に扮した新郎の友人達。
「お前たちが結婚したことを私は聞いていないぞ。このまま披露宴を続けたいのならば、今ここで、本物(?)の神である私達の前でしっかりと誓え!」と、挙式を終えたにも関わらず、言いがかりをつけられてしまう新郎新婦でした。
『自称』神様達の許可を得るまでの道のりは大変です。二人で数々の無理難題をこなしていきます。そして、『ミッションクリア』の暁には神様達の『万歳三唱』が待っていました。
『ミッション』の内容の一部は、少々過激で、ここに書く事は出来ませんが、会場を笑いの渦に持っていくことには成功したようです。
この手の余興は、『年配の方も見ている』という事を頭に置いてから、シナリオを考えた方がいいかもしれないですね。
<あのヒット曲ではないけれど…>花嫁取扱説明書贈呈
新婦の友人達から新郎に渡されたのは『〇〇ちゃん取扱説明書』。長年の友人だからこそ分っている、新婦の『人となり』が対処法と共に書かれています。
「〇〇ちゃんの機嫌が悪い時は、甘いものを買ってきて下さい。あっという間に笑顔が戻ります。出来ればお店は▲▲で…」などの冗談も交えて、最後には「私達の大切な友達の〇〇ちゃんを一生大切にして下さい」で締めました。
もし実行するときは、あまり新郎にプレッシャーをかけないようにしましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
余興担当の皆様(特にリーダーの方)、本当にお疲れ様です!
私も余興に参加した経験は何度かありますが、始まるまでのドキドキ感は半端なかったですね。でも、いざ本番! となると、案外楽しんで出来るものです。そして皆様の頑張りは、新郎新婦のかけがえのない思い出となって、ずっと心に残ることでしょう。
成功をお祈りしております!