希望の式場が見つかり、いざ契約しようという段階になったとき、式場から内金の支払いをお願いされることがあります。そもそもこの内金は本当に必要なものなのか、支払うタイミングや万が一式場をキャンセルした場合はどうなるのか、疑問に思ったことはありませんか?
今回は、一般的な内金の支払いの流れについてご紹介します。ただでさえ出費が多くなる結婚準備の時期、あわてないためにも最低限の知識を頭に入れて式場との打ち合わせに臨めると安心ですね。
結婚式の内金とは
内金という言葉自体は貸衣装や旅行の申込みなどで使われることもあるため、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。結婚式においての内金とは、挙式や披露宴を行うにあたり予約する会場を正式におさえるために必要な、いわば契約した証拠の役割を果たすお金になります。
式場としては 契約後に簡単にキャンセルされてしまうと困るため、自衛の意味合いでこのような制度が設けられていることが多いようです。最終的には内金も結婚式費用の支払いに充当されるので、そのまま無事に結婚式が終われば損をするようなことはありません。
具体的な金額と支払い方法は?いつまでに支払うの?
支払い金額の相場ですが、式場によって幅が大きく5万円~20万円のところが多いようです。支払い方法としては、近年はクレジットカードが使用できる式場も出てきている一方で、現金で直接持参を求めるところもまだまだ多い傾向にあります。
支払うタイミングは、本契約で契約書に署名をしたときに一緒にというパターンが多いです。いざ支払いとなったときにあわてないよう、パートナーとどこからお金を捻出するかについても前もって話し合っておくといいですね。
ここで改めて確認しておきたいのが、一旦この内金を支払ってしまうと、後々キャンセルなどの何らかのトラブルが発生した場合に返ってくる可能性が低いということです。各式場によって、キャンセル時に発生する金額は内金の一部の場合もあれば全額の場合もあり詳細は異なります。忙しくても契約前に書面にはしっかり目を通し、分からないことは担当者に質問しましょう。
どこの式場にするかブライダルフェア等で検討している段階から、内金の金額や支払い方法も質問できれば心積もりもできて安心です。契約後も、お金を支払った証拠となるものは書類と共にしっかり保管しておきましょう。
納得して契約し、満足の得られる結婚式を挙げるために
実施式場へ見学に行くと、素敵な挙式会場に目を奪われ、気持ちも高ぶってしまい「ここにしよう」とすぐに契約をしてしまいがちです。ひとまず会場を押さえておけば安心、という風に思う方もいらっしゃるでしょう。またや希望の日が埋まりそうだったり、「今日契約を決めてくれればこれだけ値引きします」などといった条件を式場から提示されてしまうと、焦ってしまうのも無理はないかもしれません。
しかし、その場で契約をして金銭のやりとりまで済ませてしまうと式場によっては内金の扱いとなり、後々やっぱり別の式場も比較検討したいと思ったときには簡単にキャンセルできなくなっていたということも起こり得ます。
式場によっては、支払いが発生することなく期間限定で会場をおさえられる仮予約の制度を設けているところもあるので、見積もりなども出してもらうなどしることをおすすめします。できるだけその場で契約をせずに一旦話を持ち帰り、パートナーや家族と一緒に詳細を確認すると冷静に判断できそうですね。
まとめ
内金の支払いについてご紹介しました。多くの場合、結婚式場に最初に支払う事になる大切なお金になります。これから本格的に始まる結婚式準備をスムーズに進めていくためにも、しっかり内容を把握した上で式場と契約できたらいいですね。
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