白無垢や色打掛を着る予定のプレ花嫁に、つまみ細工のヘアアクセ作りをおすすめしているこのページ。
後半では、必要な材料や道具、その値段を紹介していきます。
自作アイテム作りの参考にしてもらえたら嬉しいです!
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和装と相性バツグン!つまみ細工のヘアアクセを作ろう【前編】
花嫁衣装にはどんなヘアアクセサリーを合わせるか決めましたか?衣装との色合いや髪型とのバランスなど、「既製品だとしっくりこない…」というプレ花嫁も多いはず。 ここでは、自作のヘアアクセで結婚式に挑んだ私 ...
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目次
和装にぴったりなつまみ細工の材料とは
つまみ細工作り初心者の私は、失敗を見越して材料を多めに購入しました。
高い材料で失敗するとダメージが大きいので、安価なものを中心に。その結果、多めに買った材料費を含めても、トータル3,000円未満で作ることができました!
材料のほとんどは100円ショップで揃えることができますが、手芸店で買った方が安上がりになるものも。1度覗いてみるのがおすすめです。
【1】手芸店購入品
豊富な品揃えと単品売りをしている便利さから、手芸店にはお世話になりました。
大形の手芸店ではちりめん細工コーナーがあり、必要な材料が見つけやすくなっていることも。
製作キットも販売されているので、「完成できるか不安!」というプレ花嫁は、試作品を作ってみるのもいいかもしれません。
ちりめん生地:約300円/1枚
白のちりめんといっても、光沢の具合や表面のシボと呼ばれる模様の出方で差があります。
私は、お手本にした本で使用されていた一越ちりめんと呼ばれる種類を選択。
リリヤーン:約300円/3メートル
花の下で揺れる房飾りをつけるために購入。
リリヤーンの太さには種類があるので、花とのバランスを考えながら慎重に選びました。
ボンド:90円/1本
つまみ細工に使用する量は少ないので、有名メーカーのミニサイズのボンドをチョイス。
布用のものと迷いましたが、なんにでもくっつく万能型にしました。
ロータリーカッター:1,000円
手芸店の通販で購入。
ちりめんはつるつるしていて、ハサミではとても切りづらいもの。布を切ることができるロータリーカッターは必須アイテムなんです。
【2】100円ショップ購入品
お手本にした本に載っていた材料は、手芸メーカーのものばかりでした。
でも、「今の時代100ショップには何でも揃っているんだから、きっと手芸アイテムも購入できるはず!」と、100円ショップ巡りを開始。
複数の店を回り、予想以上に多くの材料をゲットすることができました。
ちりめん生地
100円ショップでもちりめんを購入することができます。
つまみ細工は小さな生地でも作ることができるので、複数枚購入すれば100円ショップで売られているものだけで製作可能。
でも、個人的に100円ショップのものは光沢が強く使いづらかったので、練習や土台に貼り付ける用として使いました。
発砲スチロールの球
立体の花を作るには、土台に使う球体が不可欠。
私が巡った100円ショップでは、4サイズの球の取り扱いがありました。
完成時は球よりひと回り大きな仕上がりになるので、理想のサイズより少し小さめのものを選ぶといいですよ。
Tピン
リリヤーンの先にパールビーズをつけるために使用。
100円で買えてラッキー!と思っていましたが、100円ショップのTピンはとても硬く、ペンチで曲げるのに一苦労…。手芸店で買えばよかったと後悔したアイテムです。
カッター板
ロータリーカッターの使用に欠かせないカッター板。
ガイド線に合わせてちりめんを切ることができるので、目盛りが入っているものがおすすめです。
定規
ロータリーカッターを使うときの必須アイテムです。
カッターで定規を削ってしまうことを考慮して、一部がアルミ加工されているものをチョイス。透明なものの方が、目盛りが見やすく使いやすいですよ。
コーム
つまみ細工を髪に飾るために必要な土台。
大きな花はぐらつきやすいので、小さなコームを2つ使うなどの工夫をすると安心です。
ワイヤー
つまみ細工の花とコームを固定するために使います。
「細いものだと固定力が心配、かといって太すぎると加工しづらそう」、と悩んだ末、0.55mmのものを購入。
フローラテープ
フラワーアレンジメントに使う緑色のテープです。
ワイヤーに巻き付けて、シルバーの無機質な色を隠しました。
【3】家にあるものも活用
手芸アイテムをすべて買い揃えると、出費がかさんでしまいますよね。
購入前に、自分や家族が持っているものがないか確認しておくことで、余計な出費を抑えられますよ。
パールビーズ
花の真ん中に貼り付けて、花芯の代わりにしました。
100円ショップでもさまざまな色や形のものが売られているので、集めてみるのも楽しいですね。
ペンチ
Tピンを曲げるのに使います。
こちらも100円ショップで売っていますが、先が細くないと使いづらいので、手芸店にあるものがおすすめ。
つまようじ
花のパーツ作りから土台への貼り付けまで、大活躍のつまようじ。
ボンドが固まる度に交換する必要があるので、それなりの本数が必要です。
厚紙
平面な花の土台や、発砲スチロール球の底に貼り合わせて使います。
ぺらぺらなものだと強度に欠けますが、段ボールまでいくと厚すぎて、加減が難しいアイテム。ちょうどいいものがなければ、100円ショップで購入できますよ。
赤のアイシャドウ
生地の色付けに使用しました。
お手本ではパステルや絵の具を使っていましたが、つまみ細工以外に使う予定がなかったので、ほかに代用できるものがないか模索。その結果、化粧用のアイシャドウにいきつきました!
画材と違って匂いが気にならないのもGOOD。重ね塗りをすることで、鮮やかに発色しますよ。
【4】ドラッグストア購入品
ドラッグストアでは、着色で使用したアイシャドウの色落ち防止のために、ケープの3Dエクストラキープを購入。約500円でした。
着色した部分は、指でこすっても色落ちしませんでしたが、「何かの拍子に髪飾りが落ちて、白無垢を汚したら大変!」と思い、定着スプレーをかけることに。
1度しか使わないのに専用の定着剤を買うのもなぁ…と調べていたら、整髪料のケープで代用できると書かれた記事を発見!3Dエクストラキープが、より定着剤に近いそうです。
実際に出来上がったのがこちら!
あちこち回って材料をかき集め、試行錯誤して完成したのが、こちらのヘアアクセです。




素人が作ったものなので粗い部分がありますが、手作りだと気づかれることのない仕上がりとなりました!
パーツも、歪みやずれがあって完璧なものではありません。でも、花びらを密集して接着するので、自然と形が整ってくるんです。
花嫁衣裳の一部が手元にあることで、結婚式当日を鮮明に思い返すことができますよ。
悩みながら制作した体験もいい思い出になったので、思い切って作ってよかったです!
つまみ細工は、かんたん・節約・見栄えよし♪
作り方を見ているだけだと難しく思えるかもしれませんが、実際に挑戦してみると、想像以上にかんたんです。
「アイテムを自作したいけど何を作ろうか迷っている」というプレ花嫁は、候補の1つにつまみ細工を入れてみてはいかがでしょうか。