「むすびめ」をご覧になっているみなさん、こんにちは!!
貴女(もしくは貴男)は、ご結婚が決まって、その日を指折り数えて待っている方ですか?それとも、具体的な事は何も決まっていないけれど、これからの為の情報の一つとして、お読みになっている方でしょうか?
そんな皆さんへ…、過去に私が出席した数々の結婚式の中から、「ちょっと残念」と思ってしまったエピソードをご紹介させて頂きます。この記事が皆様の「転ばぬ先の杖」としてお役にたてれば嬉しいです。
風邪を引いてしまいました

高校時代の友人Aの披露宴当日の天気は大雨。しかも風も強かった為に、傘もほとんど役に立ちません。と、いうわけで、駐車場から式場までの距離が短かったにも関わらず、全身に雨がかかってしまいました。
館内に入ってほっとしたもの束の間…さ、寒い。
冷房が効きすぎているっ!
7月なのだから、冷房がかかっていても全く不思議ではないのですが、雨に濡れている自分にとっては、もはやこの冷気は凶器でしかありませんでした。
礼服を着ている男性や、スーツや着物の女性は多分寒くなかったのかもしれません。が、私の当時の衣装は薄手のワンピース(ほぼノースリーブ)で羽織る物はこれまた薄手のショールが一枚…。披露宴の間、ずっと寒くて仕方ありませんでした。
その後、風邪をひいてしまい、結構長く続いたのを覚えています。
酷い目に逢ったものの、この件に関しては新郎新婦に非は全くないです。だからこの件は友人の誰にも口外していません。ただ、自分の結婚式が原因で友人が体調を崩した事が分かれば、きっと申し訳ないと思う筈…。
もしも、夏に挙式を予定しているのであれば、予めスタッフに「薄着の方への声掛け」をお願いしてもいいかもしれませんね。
時代錯誤なスピーチ

「…新婦は25歳。…年齢的にはギリギリセーフだったという事で…」
このフレーズは高校時代の友人Bの披露宴で新郎側の主賓が実際に言った言葉です。
どうやら今日出席している新婦側の友人達は、彼に言わせれば「全員アウト!」らしいです。私達が「はっ!?」と思ってしまったのは言うまでもありません。
今の若い方は知っているかどうか分かりませんが、女性の結婚年齢を「クリスマスケーキ」に例えられていた時代があったんです。(24歳まではセーフ。25歳からは「値崩れ」するという、何とも失礼な例えです)
女性の結婚年齢が上がってきている現在、この手の話題は「触れてどうするの?」と言ってやりたい領域ですよね。
でも、これって未然に防ぐのは難しい問題ですよね。「何を話すのか教え下さい」なんて間違っても言えませんし…。
もし、選択の余地があれば、上司の日頃の言動をチェックして決めた方がいいかもしれません。もっとも、私達高校時代の友人一同は、スピーチにはムッとしたものの、新郎新婦には同情していましたけどね。
気持ちは解らなくもないのですけど…

「●●君は写真をお願い。▲▲ちゃんはイラストをよろしく…」
新居に友人達を呼んで、事細かに自分の披露宴での役割を指示するのは、長年の友人C。
この時は確か、新郎と新婦の友人7、8人はいたと思います。
Cは良く言えば『しっかり者』ですが、完璧主義者故、時々『面倒くさい人』になる時がありました。今回の披露宴の打ち合わせもそんな感じで張り切っていました。ちなみに私の役割は『新婦側の余興のリーダー』。その時ご丁寧に「歌以外でね」と言われてしまいました。
お祝いに華を添えたい気持ちはありましたが、『リーダー』なんて私の苦手分野の為、余興が終わるまでご馳走も食べた気がしませんでしたね。
「Cは注文が多すぎ!」
友人の一人が思わず本音を漏らしてしまいました。
一生に一度の晴れ舞台だから、後悔のない披露宴にしたい気持ちは解ります。
友人達だって新郎新婦の為に一肌脱ぎたい気持ちはちゃんとありますが、あまりにもあれこれ指示されると、「おいおい…。こっちは明日仕事なんだよ」なんて思われてしまうかもしれませんよ。
親しき仲にも礼儀ありです。
最後は私自身の『残念エピソード』

他人の結婚式のことばかりあれこれ言っていましたが、私自身も結婚式でやらかしています。
私は地元を飛び出し、箱根の某ミュージアムのチャペルで式を挙げました。
神父様の聖書の朗読の最中…。私は自分の身体に違和感を覚えました。
「あれ? なんだか気持ち悪い。頭がくらくらする」
小中学生のころ、朝礼で『校長先生のお話』の最中に、気持ちが悪くなり、
座り込んでしまった経験はありませんか?正にアレと同じ状態でした。
その後はイスを用意してもらい、何とか無事に式を終わらせましたが、「何でよりによって今日なの!?」とトホホ…な気持ちでした。勿論このアクシデントはしっかりと映像に残っています。
自覚症状は無かったのですか、疲れがたまっていて、そこに緊張が加わったからでしょうか。将来の花嫁の皆さん、式直前は色々忙しいかもしれませんが、体調管理は万全に。前日はしっかりと睡眠を取りましょう。
いかがでしたか?

結婚式って新郎新婦、出席者、式場のスタッフの方々…など、たくさんの人達の手によって作られているので、思いもしないハプニングが起こっても不思議ではありませんよね。
気を付けるに越した事はありません。ただ、それは『出来る範囲で…』ということです。
『新郎新婦の幸せな笑顔』と、『出席した方々を心からおもてなししたい』という気持ちがあれば、あとは大抵のことはノープロブレムですから。
~貴女(貴男)の結婚式が思い出深い、最高のひとときになりますように~