お祭りムードのイメージが強いからなのか、挙式・披露宴と比べるとつい気が緩みがちになる『結婚式の二次会』
普段なら笑える失敗でも「大失態」として扱われ、今後のお付き合いにマイナスの影響が出てしまう可能性も!
ここでは、私が友人知人に聞いた「二次会での失敗エピソード」をまとめ、やらかしてしまう前の「防波堤」として機能することができれば…と、思います。
目次
<ドンマイ編①>「頑張ったのに、何故?」
「カラオケで3曲歌ったら、男性陣に引かれた」と、話すのは友人A(女性)。
そりゃあ、引かれるだろ…と思ったのですが、よくよく聞いてみると、男性陣はマイクを握るものの、女性陣は恥ずかしがって誰も前に出ようとはしなかったから…とのこと。
「仕方ない、私が先陣を切るか」とステージに立ったA。この時は盛り上がり、役目を果たしたことに満足して席に戻りました。
「Aちゃん歌上手いね。良かったよ~。あ、これとこれも歌って、曲入れておいたから」と、言ったのは、そんなに仲の良くない元クラスメイト。
断り切れず、ステージに戻ったのはいいが、事情を知らない周りからは、2曲目で「また?」3曲目「いい加減にしろ」という空気がビシビシ…。
良かれと思った行動なのに、「ただの目立ちたがり屋」と誤解されてしまったAに同情します。
でも新郎新婦、せめてお二人だけはだけは解ってあげて~‼
<うっかり編①>「それは今日ではありません」
身内の知人のエピソードです。
二次会だけに参加予定のBさん。Bさんにとって今回の主役は、仕事上の「お客様」という関係です。
Bさんは日にちをちゃんと確認せず…と、いうより仕事としての付き合いだけということで、「お客様にわざわざ確認の電話をするのも失礼だし、まあ大丈夫だろう」と思いながら花束を持って会場へ向かいました。
ところが、二次会はなんと次の日! 会場の人からそう告げられ、恥ずかしい思いをして帰ったそうです。花束は仕方なく家に持ち帰って飾り、また新たに作り直す羽目に。
「よく考えてみたら、会場に電話すれば良かったんだよな」と語るBさんでした。
せめてもの救いは「それは昨日です…」ではなかった事ですね。
ちなみにBさんは『知り合いが誰もいない』という状態での参加でした。二次会に招待する際、もしも単独で参加するという人がいる場合には「分からない事があったら、いつでも連絡してね」と一言添えておくのがいいかもしれませんね。
<うっかり編② ヤバイ度☆☆☆★★> 「実は私は主役です」
「私の事を知らない参加者から、サプライズのネタバレをくらってしまった」というのは、私の身内です。
新郎新婦の為に二次会の準備を頑張ってくれている共通の友人Cさん。10月ということで、ハロウィーンの仮装で盛り上げようと思い、主役二人とは面識のない友人数人にも声を掛けました。何も知らない主役の前にモンスター達が現れるというサプライズだったのですが…。
「こんにちは。よろしくお願いいたします。ところで貴女は何の仮装をするんですか?」 会場前でCさんの友人が声を掛けたのは、お察しの通り主役である新婦でした。
『サプライズ』が『サプライズ』でなくなってしまい、どこでどんな反応をするのがベストなのか悩んでしまった新婦。きっとCさん友人も真実を知って驚いたことでしょうね。
二次会幹事の皆様、もしも大がかりなサプライズを考えているのであれば、事前の打ち合わせは慎重にいきましょうね。
<勘違い編 ヤバイ度★★★★★> 「『焼けぼっくい、不完全燃焼?」
上記の3人は、まだ救いようがありますが、男女がらみの案件はただただ「ヤバイ」の一言。二次会がきっかけで交際や結婚に至ったカップルが多いのは事実ですが、だからと言ってそれを目的にするのは超NGです。
「爆酔いの挙句、空気読まず大騒ぎでナンパしまくって、女子からは勿論、新郎含め仲間から絶縁された人がいる」という友人の体験談があります。「自分、調子に乗るタイプかも…」という男性は要注意です。
男性だけではありません。女性だって気をつけてくださいね。こちらは大学時代の友人カップルの二次会に参加した友人の体験談です。
「二次会でほぼ10年ぶりに顔を合わせた面々…。その時にLINEグループを作ったんだけど、その中には当時の『元カップル』もいて…。彼らはお互いに別のパートナーを見つけたのだから、当時の事は『いい思い出』として大人の節操ある付き合いをする…と思うよね?」
どうやら元カノさん、歳を重ねた元彼が、より『自分好み』になっていたようで、だんだん束縛するようになっていきました。
元彼さんがLUNE上で別の女性と盛り上がるだけで、(何故か)嫉妬むき出しのメッセージが…。繰り返しますが二人共既婚者! もう理解不可能だったそうです。
「LINEのグループに顰蹙を買うようになり、結局解散。元カノは『要注意人物』になって、事情をよく知らない別な仲間の結婚式の時には『あの子が行くなら行かない』と言い出した女子もいたよ」
一番気の毒なのは、次に結婚式を挙げた友人かもしれません。
この手の案件は予測不可能で、主役側が完全に防ぐ事は難しいです。これはゲスト一人一人が『二次会とは何か』という事を考えて行動するのが大切。自分が主役の立場になれば解ることですから。『お酒に飲まれる方』、『自分の感情に正直すぎる方』は気をつけて下さいね。
まとめに代えて~気を付けるポイントは一つです~
何だかんだ言って笑えるエピソードや、後々まで引きずるエピソードを集めてみましたが、いかがでしたでしょうか?
二次会は『主役』と『ゲスト』がお互いを思いやる事が大切で、そのバランスが保たれていれば、多少の失敗は許されますから、あとは楽しんで下さいね。
それでは皆様、素敵な二次会を!!