マタニティウエディングの場合には、両家への挨拶で悩みますよね。結婚前の妊娠は印象が悪くなる可能性があるので、失礼な態度にならないよう十分に気を付けなくてはいけません。
今回は、マタニティウエディングで両家への挨拶をする時の注意点について説明します。スムーズに進まないかもしれませんが、すぐに諦めないことが大切です。
2人で協力して両家への挨拶を済ませ、幸せなマタニティウエディングを実現させましょう!
目次
マタニティウエディングで両家への挨拶:注意点
態度
両家への挨拶では態度が非常に重要です。「私たちは愛し合っているから大丈夫!」と当人たちが思っても、それだけでは親を納得させることはできないので、「結婚を許可してもいいだろう」と思わせる必要があるからです。
彼氏・彼女としては合格でも、結婚相手として合格点を出せない…というケースは珍しくありません。結婚相手は大切な我が子の一生を左右する大事な存在なので、少しでもリスクがあれば避けたいと思うのが親心。
普段はフレンドリーな関係を築けていたとしても、マタニティウエディングの両家への挨拶ではかしこまった雰囲気でのぞみましょう。特に男性はビシッとした誠実な態度で挨拶をしてください。
言葉遣い
言葉遣いは敬語が基本ですが、敬語の使い方を間違えるとマイナスポイントを出される恐れがあります。厳しいご両親を持つ場合には、敬語の使い方もマスターしておいてください。
結婚のお許しをいただく場面では、あらかじめいくつかの挨拶例文を考えておいたほうが安全です。一番大切なところでミスるとイメージが悪くなるので、どのように伝えるか2人で考えておきましょう。
挨拶文のポイント
挨拶文に絶対に入れなくてはいけない要素はこの4つ!
- 妊娠前から結婚の予定があった
- 結婚の許可をいただきたい
- 妊娠と結婚の順番が逆になったことへの謝罪
- 今後に対する思い
【例文1】
〇〇さんとお付き合いさせていただいております△△と申します。交際期間は2年程です。
私たち2人は半年前に結婚の決意が固まり、結婚の時期について考えていたところでしたが、この度○○さんの妊娠が分かりました。そのため、ご挨拶の順番が逆になってしまい申し訳ございません。
仕事にもこれまで以上に精を出し、全力で家庭を守っていくつもりです。私たちの結婚をお許しいただけないでしょうか?
このような感じで、2人の意志が伝わる挨拶文を考えておきましょう。【例文1】と少し雰囲気の違う【例文2】が掲載されている「マタニティウエディングでの両家への挨拶の仕方②」も参考にしてくださいね。
服装
マタニティウエディングでの両家への挨拶では、服装にも注意が必要です。男性はスーツ、女性はきちんとしたワンピースの正装で挨拶に出向いてください。
身なりの雰囲気だけでどんな人物か判断されることが多いので、ラフな服装はNGです。また、髭が伸びている、髪の毛がボサボサなども要注意ポイント。「だらしない=安心して娘を任せられない」と思われるので清潔感を出せるよう準備しておいてください。
順番
1.産婦人科に行く
最初は市販の検査薬で妊娠に気付くと思いますが、両家への挨拶の前に必ず産婦人科を受診してください。妊娠検査薬で陽性でも子宮外妊娠などの可能性もあるので、受診して妊娠の有無を正確に確かめましょう。
2.自分の親に伝える
妊娠が確定したら、各自が自分の両親に「妊娠したこと」「マタニティウエディングをすること」を伝えます。ここでの両親の反応を2人で情報共有しておくと、両家への挨拶の際に役立つと思います。
3.女性の両親に挨拶
両家への挨拶は、女性側の家が先です。決まりというわけではありませんが、結婚の挨拶は「女性側の両親の許可をもらってから男性の両親に…」という順番が圧倒的に多いです。
特にマタニティウエディングの場合には、妊娠という事実がある以上、女性の両親に先に挨拶するほうが良いでしょう。
4.男性の両親に挨拶
女性の両親の了承が得られたら、次は男性側の家に挨拶に行きましょう。女性側のOKが出ていることを説明すれば、親も安心すると思います。
マタニティウエディングの場合には、親の承諾がスムーズに得られるとは限りません。予定通りに進まない時には、先に男性側の両親に相談するなど臨機応変に順番を変更してください。
マタニティウエディングでの両家への挨拶は誠実な態度で!
妊娠はおめでたいことですが、親からすると嬉しいよりも「心配」なのが正直な気持ちです。そんなご両親の不安を和らげられるよう、誠実な態度で挨拶しましょう。
次は「マタニティウエディングでの両家への挨拶の仕方②」へどうぞ。