マタニティウエディングをする方は両家への挨拶で悩んでしまうと思いますが、準備を整えておけば多少は気が楽ですよ。
今回は、マタニティウエディングで両家への挨拶に行く前の準備について説明します。
注意点をまとめた、「マタニティウエディングでの両家への挨拶の仕方①」も参考にしてくださいね。
目次
マタニティウエディングで両家への挨拶:準備
2人でしっかりと話し合う
マタニティウエディングは、事前準備がとっても大切。行き当たりばったりの挨拶では、ご両親の不安が増してOKがもらえない危険が高まるからです。
これから両家への挨拶に行く前に2人で話し合っておくことを紹介します。これらは両家への挨拶で質問される可能性が高い事柄です。
出産予定日
産婦人科を受診すれば出産予定日を教えてもらえます。出産予定日は前後のスケジュールについても考えておかねばなりません。予定日前3週間、後1週間は正常範囲内なので、予定日よりも3週間早くなったり、1週間遅くなる可能性があるからです。
出産予定日が分かったら、妊婦さんだけでなく、パートナーも仕事を休めるか?など考えておきましょう。「出産の際には私が付き添います!」と言えれば、「この子はうちの娘を大事にしてくれている!」とご両親に思ってもらえるはず。
また、挨拶に行く時点で妊娠何週なのかをご両親にお話しすることもお忘れなく。
結婚式の予定
結婚式よりも前に妊娠が分かった場合には、「結婚式をしない」という選択をするカップルもいます。
マタニティウエディングをする場合には、いつ頃する予定か、内容(式だけ、式+披露宴、親族だけで食事会、など)も決めておいてください。
また、内容を決める際は、親の希望を取り入れる姿勢を見せるのが好印象を与えるコツ。「結婚を許可してもらえたら、お父さんお母さんの希望に沿った形で結婚式を行います!」と言えば、OKがもらえる確率がアップします。
今後の生活設計
急な妊娠だと、生活設計が整っていない状態での結婚となる可能性があります。子供が生まれると、妻が仕事を辞めるケースもあるでしょう。
親が最も心配するのは、今後自立して生活していけるかです。毎月の給料額以外に貯蓄額なども分かる生活設計を立てておけば、親を安心させられます。
両親への気持ち
意外と忘れがちなのが、それぞれの両親への気持ちです。急な妊娠発覚で親のことまで考える余裕がないかもしれませんが、感謝している、少し申し訳ない…など気持ちをまとめておきましょう。
挨拶する時には、素直に両親への気持ちを伝えると親の心に響きます。「妊娠した」という事実だけを告げられたら、ショックのあまり両親が許可を出せないかもしれません。
だけど、「これまで育ててもらって感謝している」「こんなことになって申し訳ないと思っている」と伝えられると、親として子どもとパートナーを応援したくなるものです。結婚の許可がもらえるよう、両親への気持ちを整理しておいてください。
挨拶する場所を決める
挨拶する場所はそれぞれの自宅が一般的ですが、家庭の事情によっては自宅以外を希望されることがあります。
また、遠方の場合には中間地点で会う、妊婦への配慮として両親が出向いてくれるなどのケースも考えられます。その場合には、日時調整をして場所を確保しておきましょう。静かな雰囲気で個室のあるお店が最適です。
手土産を準備する
結婚の挨拶に行く時には手土産は必須です。自宅以外で会う場合でも、何らかの手土産を持参しましょう。
金額の目安は2,000円~5,000円ほど。日持ちするお菓子が一般的ですが、両親の好みに合ったものを選んだほうが印象が良くなります。大のお酒好きなら、お酒を手土産にしても良いでしょう。
挨拶内容を考えておく
「マタニティウエディングでの両家への挨拶の仕方①」で例文をひとつ紹介しましたが、いくつかのパターンで挨拶内容を考えておくと、その場の雰囲気によって使い分けできて便利です。【例文1】と少し雰囲気の違う【例文2】を紹介します。
挨拶文に絶対に入れなくてはいけない要素はこの4つ。
- 妊娠前から結婚の予定があった
- 結婚の許可をいただきたい
- 妊娠と結婚の順番が逆になったことへの謝罪
- 今後に対する思い
【例文2】
〇〇さんとお付き合いさせていただいている△△と申します。本日は結婚のお許しをいただくために参りました。
私たちは1年半前から交際していますが、これからは夫婦として明るく前向きな家庭を築いていきたいと思っています。
また、順番が逆になってしまいましたが、この度〇〇さんのお腹に新しい命が芽生えていることが分かり、妊娠のご報告もさせていただきたいと思います。
急なご報告となってしまい、本当に申し訳ありません。しかし、私たちは既に結婚への意志を確認済みでした。今後2人で協力して子育てをしていくつもりです。
結婚を許していただけますでしょうか?
両親のことを一番知っているのはパートナーです。だから1人で考え込まずに、パートナーにアドバイスしてもらいながら挨拶文を作ってくださいね。
マタニティウエディングで両家への挨拶に行く時は準備万端に!
急な妊娠で大変な時期だと思いますが、両親に祝福してもらうためには結婚の許可をもらわなくてはいけません。そのためには、事前準備が重要です。
準備を万端にしておけば、2人の真剣な気持ちがご両親に伝わるはず!2人でアイデアを出し合って、両家への挨拶準備を行ってくださいね。