今日は指折り数えて待っていた彼とのデートの日! …それなのに喧嘩をしてしまい、テンションはダダ下がり。がっかりですよね。
「自分も彼も喧嘩をするためにデートをしている訳ではないのに、何でこうなったのだろう」と貴女は思う事でしょう。
デート中の喧嘩の原因は、些細なことから始まり、その後でどんどんボタンを掛け違えていく…というパターンがほとんどです。
ここでは『デート中、カップルが喧嘩する原因って何?』についてまとめてみました。 デートの予定がある方も、そうでない方も、是非自分に置き換えて考えてみて下さいね。
目次
時間の感覚の相違
時間とは言っても、『待ち合わせの時間』を守るのは基本中の基本ですから、それは省きます。5分前に到着する行動を心がけましょうね。
時間の感覚のズレが出やすいのは、『一方だけが興味あるものが目の前にある状態』ではないでしょうか。ベタな例で言いますと、女性ならば『ショッピング中におけるファッションのコーナー』で、男性ならば『カー用品のコーナー』…という感じですね。
自分好みの洋服が並んでいるのを見つけて、貴女は彼に声を掛けます。
貴女「ちょっと(15分位)待って」
彼「ちょっと(5分位)だけだぞ」
この時点で、既にズレが生じます。そして色々目移りする貴女にとっては、15分は一瞬のように感じるのに対し、興味のないものの前で待たされている彼の方はたった5分でさえ、2倍にも3倍にも感じる筈です。
気の短い彼なら、そこから不機嫌になってしまうでしょう。その後の予定にも少なからず影響が出てしまいますね。
勿論「彼女か楽しそうなら、俺は別に何とも思わない」という優しい男性も多く存在しますが、ちょっとしたマナーとして、『大体の時間を伝え、それを守る』『待ってくれてありがとう…という気持ちを態度に出す』などを出すのは大切です。
逆に貴女が『待たされる立場』の場合、怒ったり拗ねたりしても、なんのプラスにもなりません。彼の性格によっても変わりますが、冷静に気持ちを伝える方が得策です。
デート中に他の異性の話ばかりする
大学時代に、ほんの少しの期間だけお付き合いをした元彼がいましたが、デート中に過去に付き合った女性の事を、頻繁に話す男性でした。正直嫌でしたが、私の方に『惚れた弱み』があったので、最後まで「やめて欲しい」とは口に出来ませんでしたね。
天然なのか、モテ自慢なのか、私の事を無意識に下に見ていたのかは、永遠に分かることのない謎ですが、今ならば即『残念なオトコ』と認定して、こちらから縁を切る自信はあります。
友人の元彼も、昔の彼女の事をよく話題にするタイプでした。それだけでなく、2人で歩いている時に、可愛い女の子とすれ違うと、彼女が横にいるにも関わらず、露骨にテンションを上げる男性だったそうです。
こちらは、上記の私の元彼と異なり、友人に、わざと『ヤキモチ』を焼かせて、彼女の反応を試していたらしいのですが…。
当然ながら怒る友人に対して、「お前は俺の事を解っていない」と逆切れすることもあり、それが積もり積もって破局。「いや、解らないのは貴男の方だよ!」これに尽きます。
貴女はデート中に、昔付き合っていた男性の話を必要以上にしていませんか?
「だって、彼が聞いてきたから…」というパターンもあるかもしれません。でも例えそうだとしても、最低限の情報だけを伝える事でストップするか、上手くかわす話術を身に着ける事をオススメします。
自分から聞いてきたのに、いざそれを耳にすると不機嫌になった男性の話も聞いています。「どうして怒っているの?」と聞く彼女に、「怒ってねーから!」と声を荒げたそうですから…。
デート中に他の異性の影は、『百害あって一利なし』です。
そもそも今日は気が進まなかった
「本当は今日、家でゆっくりしたかったのに…」とか「買い物ではなく、海に行きたい気分だった」という『不本意ながら相手に合わせてあげた』状態のデートは、喧嘩が勃発しやすい状態です。
行動派の友人の元彼は、ゴリゴリのインドア派…。デートの度に喧嘩が絶えなかったそうです。 どちらに合わせたとしても、結局、一方が不満な事には変わりがないのだから、「じゃあ、どうすればいいの!?」という話になりますよね。
考えられる対処法としては…
- 普段、我を通している事の多い方が、主張を引っ込める
- 自分に合わせてくれた場合は、いつも以上に相手に気を遣う努力する。
- 自分が相手に合わせた場合は、決して不機嫌にならず、次のデートでは、自分の行きたい所、やりたい事をさりげなく話す (恩着せがましく…はNG)
- いっそデートを『円満』に中止して、その日はそれぞれの時間を過ごす。
…などがあります。
対処法といっても、相手の性格によって、合う/合わないがありますのでそこは慎重に。
同じ趣味を持っていれば、そこまで考える必要のない問題ですね。ただし、渋々相手に合わせていた筈なのに、実際に行ってみたら楽しかった例もあります。
もし、貴女が相手に合わせた時は、『騙されたと思って楽しんでみようとする』事も、『5番目』の対処法としてアリですよ。
想定外のアクシデントが起きた
友人の大学時代のエピソードです。
お互い忙しくて、なかなか二人で会う機会なかった為、久しぶりのデートでした。車で自宅まで迎えに来てくれた当時の彼。ウキウキして助手席にのる友人でしたが、彼の様子がちょっと変な事に気が付きました。
「ガソリンが…ヤバイかも」メーターを見ると、ガソリンの残量を知らせるランプがチカチカ…
神に祈る気持ちで、一番近いガソリンスタンドまで車を向かわせたものの、後100メートル位という所で残念ながらガス欠。仕方なく友人がガソリンスタンドまで走り、スタッフに助けを求めに行きました。
「あの時、絶対顔から火が出ていた」という友人。当然ながら「どうしてうちに来る前に給油しなかったの!?」と元彼に食って掛かったそうです。
ただ彼にも言い分はあるようで「少しでも早く友人の顔が見たかった」とのこと。(…「だったら、もう少し早く家を出て給油しましょうよ」というツッコミは置いておいて)
結局、せっかくのデートなのに大喧嘩。ただ、今考えると『笑い話』として二人で処理することもできたのでは…と友人は振り返ります。
思ってもみない事が起きると、気持ちに余裕がなくなるのは当然の事。友人は久しぶりのデートなのだから尚更ですね。
でも、その後で気まずい空気が流れる位なら、笑い飛ばせるくらいの気持ちを持った方が楽になると思いますよ(勿論、どんなアクシデントか…にもよりますよ)
「あの時は〇〇だったねー」なんて数年後に話題にするのも面白くないですか?
楽しいデートの為には…
以上、4つに分けて解説しましたが、思い当たる事はありましたか?喧嘩が多くて悩んでいる方の、お役に立てれば幸いです。
ただし、お互いを知る上で、少々の喧嘩は仕方がないと思っています。その時はあくまで『自分の気持ちを伝える手段』として上手に喧嘩をして、後は気持ちを切り替える努力をしましょうね。
では、楽しいデートの時間を!