好きな人と想いが通じて、好きな人の側にいる事が出来て、好きな人との結婚を考える事が出来るって、とても幸せな事ですよね。(勿論、現代においては、結婚以外の『幸せのカタチ』も沢山あります)
あなたは「今すぐにでも彼と結婚をしたい! 」と思っている人? それとも彼との結婚に迷っている人? そんなあなたにアラフィフの私から30の質問をしてみたいと思います。
もしよろしければ、自分の中の自分に答えを聞いてみませんか?
目次
あなた自身についての質問9個
- 彼の欠点を、『容姿の良さ』だけでカバーしていない?
- 彼が今の仕事を変えたとしても、変わらず好きでいることができる?
- 過去の男性と彼を今でも比べてしまう事がある?
- あなたの『直感』が何か警告してきた事がある?
- 自分が好きになるより、相手に好かれた方が『必ず』幸せになると思う?
- いざとなれば、自分の面倒は自分で見る事が出来る?
- 彼に尽くし過ぎていない?
- 自分のプライドが傷ついたのを、見て見ぬふりしていない?
- 逆に彼のプライドを無視している事が多くない?
あなたへの質問。1問ずつ解説!
1.彼の欠点を、『容姿の良さ』だけでカバーしていない?
異性に惹かれるきっかけは「まずは容姿から」という方は多いと思います。でも、大部分の人はその後の人間性でジャッジをしていくもの。容姿の良い男性と、街の中を一緒に歩けば、それは誇らしいことでしょう。でも会話が何度も空振りしたり、価値観が行方不明な男性と長時間一緒にいたら、疲れてきませんか?
これから長続くであろう結婚生活には、大なり小なり『解決しなければならない問題』が次々に立ちはだかります。楽しい時も一緒という事は、困難を乗り越えていく時も一緒です。残念ながら容姿だけでは、問題は解決できません。
彼と結婚したいのであれば、どんどん建設的な話をして、2人の未来が見えるかどうかの判断をすることをオススメします。
2.彼が今の仕事を変えたとしても、変わらず好きでいることが出来ますか?
結婚する上で、職業は大切な判断材料の一つです。でも、『それだけ』を見て突っ走るのは危険です。昔、友人に「○○さんは、△△勤務だから」と彼の事をよく知らないままアタックした人がいましたが(玉砕)、周りはその動機にドン引きしていました。
多くの方がご存じの通り、このご時世、ずっと同じ会社で働ける保証はありません。病気になり仕事が続けられない場合だってあります。彼の事を『一人の人間』として愛情や尊敬を抱いているならば、この危機を一緒に乗り越えていこうとあなたは頑張る事が出来る筈です。
じゃあ、彼の職業だけで結婚していた場合は? あなたの価値観だけで判断するとしたら、『彼-職業=彼の価値ゼロ?』ということですよね? それって彼が気の毒だし、あなたも空しくないですか?
「恋愛と結婚は別だ」と言うかもしれませんが、愛情と安定…どちらも同じくらい大切です。
3.過去の男性と彼を今でも比べてしまう事がある?
よほどのヒドイ男性でない限り、『元彼の良かった所』って忘れられないものですよね。それが『今の彼に無いもの』であれば尚更でしょう。そして会わなくなったからこそ、『美化』されて更新してしまう可能性だってあります。
思い出は思い出。心の隅にそっとしまっておくのは問題ありません。でも元彼(の良かった所)と今の彼を、事あるごとに比べてしまうのはちょっと不公平ではないでしょうか。
自分自身に置き換えれば分かる事。あなただって、彼が元カノ(の良かった所)と比べられているって知ったら、面白くないですよね?
それに何の生産性もありません。思い出している時間があれば、今の彼のいい所を一つでも多く見つけてみませんか?
4.あなたの『直感』が何か警告してきた事がある?
友人Aの話ですが、婚姻届けを提出しようという日に、車の接触事故のアクシデントに巻き込まれてしまいました。幸い双方にケガは無かったのですが、その時の彼の様子が、今まで見たことがない位荒々しかったので、彼女は一瞬「結婚、止めた方がいいかも」と思ってしまったそうです。でも直感だけで、今まで準備してきたものをチャラに出来る訳はありません。日を変えて婚姻届けを提出、後は予定通り挙式・披露宴を行いました。
でも彼らは2年で離婚。どうやら彼女の勘は当たっていたようでした。「入籍の日に気が付いたって、どうしようもなかったけどね」とA。
もっと前ならともかく、あのタイミングでは、白紙に戻す勇気はなかなか持てないでしょう。私だって同じ立場なら自分の勘に気が付かないフリをするはずです。
でも結婚が決まる前に、小さな違和感を覚えたら、もう少し両目を開いて、彼の事をもう一度しっかりと見てみませんか?
5.自分が好きになるより、相手に好かれた方が『必ず』幸せになると思う?
私の周りには、男性からの強いアプローチのみで付き合ったカップルは何組かいました。女性側は最初、恋愛感情がほぼゼロだったものの、そのうちの数組は結婚へ…。男性側の誠意が通じた結果でしょうね。誰だって自分の事を大切にしてくれる人の側にいる方が幸せでしょうから。
でも、いました! 彼女とは結婚に至らなかっただけではなく、「付き合っている間、好きだと思った事は一度もなかった」と宣告されてしまった男性が…。私は彼と友達関係でしたので、『健気な尽くしっぷり』を近くで見ていました。だから破局直後は何て声を掛けていいのか分かりませんでしたね。
ただ個人的には、彼女さんは無理しないで良かったと思います。『相手に<より>好かれた方が、幸せになれる』というのは、あくまで一般的な尺度です。長い結婚生活を妥協だけでは乗り切れませんから、疑問を感じたら、一度冷静になって考える事をオススメします。(※余談ですが、友人はその後、別の女性とめでたく結婚することが出来ました)
6.いざとなれば、自分の面倒は自分で見る事が出来る?
ここで言う『面倒』とは、『精神的なもの』として書かせて頂きます。結婚しても、彼とはずっと恋人同士の時のような気持ちで過ごしたい…彼の事が大好きで結婚するのだから、当然ですよね。私も初めははそう思っていました。でも(一部を除いて)やっぱり難しいです。
主な理由として、『社会の中で彼やあなたの立場が変わってくるから』ということが考えられます。昇進する、転勤する、転職する…などなど。一緒に暮らしているはずなのに、彼があなたの為だけに使う時間は、恋人時代よりも少なくなる可能性は高いです。
そんな時、あなたはどうしますか? 「こんなはずじゃなかった」と寂しがる?彼が大好きなのは分かりますが、一緒に暮らす中でも精神的自立は必要です。その方法の一つとして、趣味や勉強で彼とは別の世界を作るのもアリです。自分自身も高められて一石二鳥です。
あなたは何をしてみたい?結婚前だからこそ、自分自身について深く考えてみませんか。
7.彼に尽くし過ぎていない?
あなたは彼の事が大好きで仕方ないけど、彼はその想いにちゃんと応えてくれている?大好きな人の為に、色々頑張ってしまうのは、「ただ彼に喜んで欲しいから…」という『無償の愛情』だと思いますが、いつの間にか『彼の事を繋ぎ止める為』の行動に変化してしまっていませんか?
『好き』って気持ちはとても大切だけど、彼に合わせすぎてしまうのは対等な関係とは言えませんよね。自分の意見を持つのは自分のためにも彼のためにも大切なことです。
結婚生活はこれから長く続きます。一度気持ちをリセットして二人の関係を客観的に見てみましょう。そしてバランス関係がおかしいと思ったら、誰かに相談してみませんか?
8.自分のプライドが傷ついたのを、見て見ぬふりしていない?
彼があなたの事を自分の友人に紹介する時…「コイツ、ちょっと抜けている所があってさ…」なんて感じで、軽くけなすような言い方をされた事がありますか?
中には、『自分の彼女をみんなの前で素直に褒める』ことが苦手な男性もいるかもしれません。
でも、度が過ぎれば別。あなたの中の地雷が爆発した時は、強く抗議してもかまいません。でなければ、小さなモヤモヤがどんどん積み重なりますから。
地雷の場所は人によって様々です。私の場合は、夫が共通の女性の知人と私の事を比べた事に爆発しました。「私と違って、彼女はファッションに気を使っている」と…。
別にブチ切れなくても、どれだけ自分が傷ついたのかわかってもらえれば充分です。結婚生活において、時には我慢を強いられる事がありますが、そこは我慢するところではありません。あなたのプライドはあなたのもの。結婚生活でもそれは大切にして下さいね。
9.逆に彼のプライドを無視している事が多くない?
女性がしっかりしていて、男性をリードしているカップルは今時珍しくありません。むしろ見ていて微笑ましいい時も多いもの…。でも時々、男性のプライドを無視して、ただ引っ張り回すだけの女性も見かけます。
上手く彼をリード出来る女性であれば、「あんなしっかりしていていい子を彼女(or奥さん)にすることが出来て、アイツ羨ましいな」と周りから思ってもらえる事でしょう。でも彼のプライドを二の次にすれば、「あんなキツイ子が彼女(or奥さん)なんて、アイツ可哀そうに…」と同情されてしまいます。
あなたはどちらかと言えばしっかりとした女性ですか? もしそうであれば、彼のプライドを傷つけたりしていませんか?
しっかり者の友人Bの旦那さんは、のんびり屋の優しい人でした。付き合っている時から、何となく力関係は出来上がっている状態。「オイオイちょっと言い過ぎじゃん」なんて周りは思ってはいたものの、めでたく結婚。が、5年程で離婚してしまいました。理由はお察しの通りBの態度です。旦那さんがあまり言い返さないのをいいことに、どんどんエスカレートしてしまったらしい…とのこと。これは旦那さんの友人情報ですが、親戚の前でもお構いなしだったそうで…。さすがの旦那さんも、我慢の限界だったようです。
結婚したからといって、何を言ってもいい訳ではないのは男性も女性も一緒です。特に感情だけで物事を口にしてしまう自覚があるのであれば、気をつけましょうね。
お疲れ様です。いかがでしたでしょうか?
『結婚はゴールではなくスタートです』この言葉を初めて聞いたという人はいないでしょう。…とは言っても完璧な人間はいないように、この問題に完璧な答えを求めてはいません。ということで『あなた編』の最後の質問をさせて下さいね。
10.彼と心から結婚したいですか?
これが一番大切な質問です。あなたの心と向き合って考えてみてくださいね。
では続きもぜひご覧ください。