No.17 結婚式準備中のカップルが揉めやすいこと
「結婚式準備中のカップルに多いケンカの原因&解決法①」
結婚式の打ち合わせが始まったプレ花嫁の皆様、彼と楽しく準備ができていますか?
結婚式準備に励むカップルは、何かと衝突しやすいもの。楽しく打ち合わせを始めたのに、気づけばケンカになっていた…という2人が多いんです。
ここでは、結婚式準備中に揉めやすいことと、その解決法を紹介していきます!
目次
なぜ結婚式準備中に衝突が増えるの?
「結婚式は女性のためのもの」、とよく言われますが、新郎もれっきとした主役。2人が納得し、満足いく結婚式を作り上げるには、双方の考えや方向性が一致している必要があります。
結婚式には、決めなければならない事柄が数多くあるもの。すべてに締め切りが設けられる上に、選んだ内容によって費用も変動。1つ1つの決断に神経を使うことになります。
2人の価値観や結婚式への希望が不一致だと、この決断が思うようにできず、お互いにフラストレーションが溜まりケンカになってしまうんです。
とはいえ、結婚式準備で衝突してしまうのは、2人が「結婚式当日を最高の1日にしたい」と考えている証拠。最終目的は同じだということを念頭に置いてくださいね。
ぶつからずにはいられない!?揉め事の原因10選【前編】
「今までケンカなんかしたことがない」という仲良しカップルも、結婚式の準備では意見が食い違いやすいもの。
なかには、「ささいな衝突がきっかけで、大ゲンカに発展してしまった…」というカップルも。
どんなことが原因になりやすいのか、具体例と解決法を見ていきましょう。
【1】挙式スタイル
挙式スタイルには、
- 教会式
- 神前式
- 人前式
など、種類があります。
選んだスタイルによって儀式の内容や衣装ががらりと変わるので、新郎新婦の好みによって意見が割れてしまうことが。
また、宗教上の理由で挙式スタイルが特定されるケースもあり、希望通りのスタイルを選べないこともあります。
解決法
プランナーとの打ち合わせに入る前に2人で話し合いを行い、挙式のイメージを膨らませておくことが大切。希望の挙式スタイルがあれば、このとき相手に伝えておきましょう。
具体的なイメージがわかなければ、ブライダルフェアで模擬挙式を体験するのがおすすめ。実際に挙式を行う場所に立つと、よりリアルな想像ができるようになりますよ。
相手の意見を受け入れつつ、お互いが納得できるスタイルを見つけましょう。
【2】衣装やお色直し
新郎新婦の印象を左右する衣装は、女性が特にこだわりたいポイント。新郎の意見を取り入れずに選んでしまうと、トラブルのもとになりかねません。
また、披露宴でのお色直しについても注意が必要。
- 色直しをするかどうか
- お色直しの回数
- お色直し後の衣装
の不一致で揉めてしまうことがあります。
解決法
あなたが「こんな形のドレスがいい!」、「何色の衣装が着たい!」という希望をもっているように、新郎にも「白のタキシードは恥ずかしい」、「紋付き袴を着てみたい」という理想があるかもしれません。
衣装合わせでさまざまな衣装を実際に着ることで、最初の希望とは異なる考えが生まれるかも。2人で衣装合わせを行い、お互いに似合う1着を見つけるようにしましょう。
また、お色直しについては、地域によって必要なものと考えられていることがあります。両親やプランナーの意見を参考にしながら、後悔のないように2人で決断してくださいね。
【3】お金関係
結婚式は、すべてのシーンで多額の費用が発生します。どこにどのくらいお金をかけるかで意見が割れやすくなってしまうもの。
また、お金の使い方はその人の価値観を表します。「最初は結婚式費用の話をしていたのが、徐々にヒートアップしてお互いの金銭感覚で口論になった」というカップルもいるので、慎重に話を進めたいポイントです。
解決法
「〇万円を超えないようにする」と具体的な金額を決めておくことで、費用面のすれ違いを回避できます。もしオーバーしてしまいそうなら、見積もりを見直して費用をかけすぎているところがどこかを確認すること。
お金をかけたい項目が相手と異なるようなら、「私はここにお金をかけたいと思うんだけどどうかな?」と、具体的な提案や理由を説明するようにしましょう。
【4】披露宴中の演出
披露宴の演出を決める打ち合わせでは、好みの違いが出やすくなります。ゲストが絡んでくるので、お互いに「この条件は譲れない」というこだわりが強く表れるポイント。
- サプライズ演出を取り入れたい
- 友達に余興をお願いしたい
- とにかく盛り上がれるようにしたい
など、イメージが具体的になっていればいるほど、食い違いが発生しやすくなります。
解決法
まずは、お互いの理想の披露宴イメージを話し合うことからスタートしましょう。
もし、相手が考えている披露宴案の中にあなたの好みではないものがあったとしても、頭ごなしに否定するのはNG。どうしてその案に乗り気じゃないのか、具体的に説明するようにして。
また、披露宴に招待するゲストにはさまざまな年代の人がいることも考慮したい点。特定のゲストだけが楽しめる披露宴になっていないかどうか、2人で確認することが重要です。
【5】披露宴中の食事
披露宴中の食事に関しては、男女で考えに差が出やすくなります。
新郎は、「ゲストをがっかりさせたくない!」と、料理に力を入れる人が多いもの。
それに対し新婦は「女性のゲストはそんなに食べられない」、「品数より見栄えを重視したい」と考えてしまいがち。
コースによって費用に大きく差が出る点からも、トラブルにつながりやすくなっています。
解決法
披露宴の料理は、ゲストの満足度に直結するもの。品数が少ないと、男性ゲストががっかりしてしまうかもしれません。
料理の品数や内容は、男性ゲストがお腹を満たせるラインに合わせるのがおすすめ。コースの内容や金額も見つつ、もっともバランスがとれたランクのものを選ぶようにしましょう。
【6】以降のトラブルやアドバイスもチェック♪
楽しく準備を進めたいのに、口論の連続になるのは悲しいこと。結婚式当日を笑顔で迎えるには、数々のトラブルを2人で乗り越えなければなりません。
続く記事でも、トラブルや回避術を紹介しています。ぜひ参考にして、楽しく結婚式準備を進めてくださいね!