前編では婚約指輪とは何か、基本のデザインやダイヤモンドについてお話ししました。
しかし婚約指輪は高価なお買い物ですし一生物ですから、特に価格相場について知っておきたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
後編では婚約指輪は誰が決定しているのか?婚約指輪の価格相場、検討・決定時期などについて具体的な数字を見ながらお話していきます。
目次
婚約指輪の決定者は誰?
婚約指輪をもらう時、サプライズでもらいたい方もいれば既に話し合いで結婚することが決まっていてこの婚約指輪がいい!と言えて一緒に選びに行くカップルもいるでしょう。
筆者は事前にそろそろ結婚しようかと話が出ていて、婚約指輪を夫と一緒に見にいきました。理由としては、欲しい指輪のデザインが決まっていた、実際に試着して自分に似合うか・ずっと長くつけられるデザインか試したかった、自分の指のサイズに合う婚約指輪が欲しかった、刻印する文字を一緒に決めたかった、などです。
また、様々なブランドを見に行って最終的にどこのものにするか2人で決めたかった、結婚指輪はシンプルなものが良かったので結婚指輪に合う婚約指輪が欲しかったという点もありました。
全国的に見ると婚約指輪の決定者は、婚約指輪を購入したカップルの43.5%が「夫のみ」、次いで、34.5%が「2人」で決定したようです。やはり男性が1人で購入しサプライズプロポーズする方が多い傾向にあるようですね。
実際に私たちは2人で決めましたが、サイズや刻印の関係上その日に指輪が貰えるわけではなかったので、指輪が完成して受け取りに行ったのは夫であり、その後旅行中にプロポーズされたのでしっかり感動・号泣できました。
婚約指輪の価格相場は?
婚約指輪っておいくらくらいするのでしょう・・・?
昔からよく給料3ヶ月分!とか言いますよね。婚約指輪の価格相場について調べてみました。
ずばり、全国平均価格は35.5万円。
1番多かったのは、30〜40万円で全体の27.7%。
次いで20〜30万円が20.8%でした。
その他、40〜50万円が14.4%、
10〜20万円が11.4%。
50万円以上は一桁台ですが、驚いたのは90〜100万円未満が0.3%なのに対し、100万円以上は3.4%もいらっしゃいました。
統計から見ると、30万円前後が相場ではないでしょうか?
高価なお買い物ですから、住宅保険の補償対象になるよう、高額な財産として登録しておいた方が安心ですね。日本では30万円以上のものは保険契約時に申請すれば保証対象となるので確認しておきましょう。
みんないつ頃から検討している?
では、婚約指輪はいつ頃から検討し、決定しているのでしょう?(以下のデータは婚約指輪を購入した人のうち、挙式実施者のみです。)
検討時期として、全国平均で見ると1番多いのは「挙式の13ヶ月以上前」であり、全体の32.2%。次いで「挙式の12ヶ月前」が12.0%でした。
決定時期で1番多いのも「挙式の13ヶ月以上前」であり24.6%。次いで多かったのは、「挙式の10ヶ月前」が9.6%、「挙式の12ヶ月前」が9.5%とほぼ同等です。
一般的には婚約指輪を渡してプロポーズ→婚約→挙式会場検討・決定、と進むと思います。挙式の準備にもかなり時間がかかるので、挙式の半年〜1年前には会場を決定し予約しているカップルが多いと思います。
そう考えると、やはり13ヶ月以上前には婚約指輪の検討を開始し、遅くとも多くのカップルは挙式の10ヶ月前までには決定しているようですね。
まとめ
いかがでしたか?婚約指輪について前編・後編とお話してきました。
カップルによって考え方は様々なので、お話させていただいたデータを参考にしていただき、素敵な婚約指輪に出会えることを願っています。
参考サイト:2019年ゼクシィ結婚トレンド調査