「結婚する!」という2人の気持ちが固まって親に賛成してもらった、次にすることは、結納?それとも両家顔合わせ?・・・。
「どちらがいいのか?」という悩みを抱えるカップルは意外と多いです。結納と両家顔合わせのどちらを選ぶのがいいのか?正解ってあるのか?など結納や顔合わせについて知らないことはとても多いですよね。
今回は、結婚を控えている新郎新婦に結納の選び方、そして、両家顔合わせの一般的な常識をお伝えしたいと思います。
まずはお互いの両親へ結婚の報告
「結婚してください!」と彼にプロポーズされたあなたの返事が「はい!」と答えたのなら、次は2人で結婚準備をしなくてはいけませんよね。まずは、それぞれが自分の両親に「結婚すること」を伝え、両親が賛成してくれるところから初めていかなければいけません。
自分の両親が結婚を認めてくれたら、次はお互いの実家に2人揃って結婚の報告と許しを得るために挨拶にいきます。そして、無事にお互いの両親が結婚を認めてくれたことで、結婚に向かって結婚準備を初めていけるようになります。
そして、まず初めにおこなうのが「結納」です。結納とは婚約を正式な形でおこなう伝統的な儀式なのですが、近年では結納を堅苦しいと感じる新郎新婦が増えてきています。結納には正式な儀式以外に2つの種類があります。まずは、結納のスタイルを紹介し、その後自分にあった選び方のポイントをご紹介していきますね。
結納にはどんな違いがあるの?
結納には種類があり、それぞれ特徴があります。どんな特徴があるのか簡単に説明しますね。
正式結納
正式結納は、昔からおこなわれていた結納のスタイルです。私の両親(現在70代)も正式結納をおこないました。この時代は、私の両親だけではなく多くの人が正式結納で結納をかわしています。特徴としては、新郎新婦の間に「仲人」を立てます。そして、その仲人が新郎新婦の家を行き来し「結納金」や「結納品」を納めます。両家同士は直接会うことがありません。
略式結納
略式結納は、レストランや料亭などに両家が集まり、その場所で結納品を納め合う形になります。仲人を立てる場合もあれば立てない場合もあります。
ただ、結納の流れは正式結納と同じように「結納金」や「結納品」などキチンとした儀式をおこないます。正式結納との大きな違いが、両家が顔合わせる点です。
両家顔合わせ
両家顔合わせは、「結納金」や「結納品」などを納めるという儀式をせずに、両家が食事を楽しみながら親睦を深めていくのが主体となっています。婚約指輪の交換や挨拶などがおこなわれますが、堅苦しい感じではなくあくまでも演出として行う場合が多いです。両家顔合わせは食事を楽しみながらおこなうので「顔合わせ食事会」とも呼ばれています。
結納のスタイルやするしないは誰が決めるの?
結納は「両家の結びつき」を強くするためにする重要な儀式として古くからおこなわれてきています。しかし、近年ではそれほど両家の結びつきを重視しなくなったため、正式結納や略式結納をおこなわずに食事を楽しみながら行う「両家顔合わせ」が一般的になってきています。
ただ、古い家柄だったり両親が家の繋がりに重視している人なら結納をする場合があるので、結納をどうするか?どんなスタイルでするのか?は、まずは新郎新婦2人で決め、その後、決めたことをお互いの両親に相談し、最終的には全員が納得いく決断をするようにしましょう。
結納と両家顔合わせどっちを選ぶ?悩んだ時の選び方
儀式をおこなう結納(正式結納をおこなう場合が非常に少なく結納というと略式結納が一般的)と食事を楽しみながら形式などにとらわれずにおこなう両家顔合わせでは、8割の新郎新婦が「両家顔合わせ」を選んでいます。
選ばれる理由としては、堅苦しいのが嫌だったり金銭面で軽減できるからです。自分達の意志で決められるのなら「両家顔合わせ」がおすすめです。ただ、上記でも説明しましたが、両親がしきたりなど拘りがある場合は「結納をして欲しい」と言われる場合もあるので、話し合って決めるようにしましょう。
次は、近年主流となっている「両家顔合わせの一般的な常識」を説明していくので、両家顔合わせに決めた人はチェックしてみてください!
